新築工事の現場では1階部分の木工事が進んでいます。
今回は部屋によって3種類の床板を張り分けます。その中で2階と同じ無垢のフロアー材も使用します。
無垢材にも色々と種類・それに合った施工方法がありますが、やはり心配になるのが、施工後数ヶ月から数年後に現れる『反り』『むくり』です。
材木の性質上少なからず必ず現れます。ですが、それを起こさない様に無理やりボンドなどで貼り付けると、今度は反れずむくれず『割れ』となりヒビが入り足にトゲが刺さる…など、さらに大変な事態になります。
それでも、無垢材は表面の風合や素足での触り心地、ワンランク上の室内空間を作り住宅を彩ってくれます。
将来、床材の狂い(反り・むくり)を出来る限り少なくする為に手間をかけて、細工をし作り上げていきます。
仕上がってしまえば見えなくなる所も大事にして『いい仕事』『いい家』を作っています!!
写真は電気シートタイプの床暖房と、玄関框部分の床との取り合い部加工の写真です。